ビジネスを成長させる11の成功法則 その2

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こんにちは。
船井総研の斉藤です。

ビジネスを成長させる2つ目の成功法則・・・

「強みをメッセージにする」です。


自社の強みを明確にしなさい、という話をよく聞くと思いますが、
実際には明確化するだけでは不十分です。

明確にした強みをメッセージとして発信しなければ、何の意味もありません。

ソフトハウスという業界は、この「メッセージにする力」が非常に弱い業界です。

あまり目立たないでおこう・・・
メッセージを発信するのが恥ずかしい・・・
ウチにはそんな強みなんてないし・・・

このように思われている会社が多いのが事実です。

しかし、会社には必ずその会社の「強み」があります。
そして、その強みを発信することでビジネスを成長させる原動力になるのです。


ひとつ例を紹介しましょう。

宅配ピザ屋さんにドミノピザという会社がありますが、この会社は強みのメッセージ化で、
売上を急拡大させました。

その時のメッセージがこれです。


「焼きたてアツアツのピザを30分以内にお届け。遅れたら代金はいただきません。」


このメッセージは何がいいのか分析してみましょう。

まず、メッセージにはベネフィットが入っていなければいけません。
お客は商品そのものがほしいわけではありません。ほしいのは、
その商品を購入することで得られるベネフィットなのです。

ここでは、焼きたてアツアツのピザがすぐに食べられる、という明確なベネフィットがあります。

次に、具体性です。
強みは具体的でないといけません。ここでは、30分で確実に届けるというのが、
とても具体的な強みになります。数字が入っているとより具体的になります。

IT業界でよくあるのが、「トータルソリューション」。
響きはカッコいいですが、これは具体的ではないので、何の強みにもなりません。

最後に、わかりやすさ。
結局、意味がわからなかったら、せっかくの強みも伝わりません。
この業界は、よく難しい横文字や英語3文字を使うことが多いです
が、同業者同士ならまだしも、エンドユーザーには何のことかわかりません。
わかりやすさは、強みをメッセージで伝える上で、とても重要な要素なのです。

そして、強みを入れたメッセージは、あらゆる媒体、あらゆる場面で
発信してゆきます。

ホームぺージ、ダイレクトメール、会社案内、商品パンフレット、採用説明会・・・


「強みのメッセージ」はお金のかからない最高の販促ツールです。

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