ベトナムに会社を作ったその訳 その2

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こんにちは、株式会社ウィザードの大森です。

※前回からのつづきなのですが、今回も会社を作った理由までたどり着けそうに
ありません。 だらだらと文章が長くて申し訳ありませんが、もうしばらく
お付き合い下さい。

最後まで読まないと結論がわからないなんてビジネス文書なら失格ですね。

(前回からつづき)
さてその後、2006年の10月に初めてベトナムを訪れる機会がありました。

その頃には、一度ベトナムのオフショア開発の現場を自分の目で見てみたい、
という気持ちがとても強くなっていました。

といっても、巷で見かけるベトナム視察ツアーの価格はおよそ30万円~40万円。
そして期間もフルに1週間ほど、しかもそのうち実質的な視察は2~3日程度で
後は観光や交流会というものがほとんどでした。

価格も高いですが、日々の仕事に加え、当時1歳半の子供と生まれてまだ2ヶ月の
子供がいる身としては、観光までしながらフルに1週間家を空けることは不可能に
思えました。

そんなとき、すでにベトナムで事業を始められている方から、「自分で飛行機やホ
テルの手配をしてくれば、1日か2日で学校と会社をいくつか案内してあげるよ」
との嬉しいお言葉を頂きました。

これは行くしかない!と早速動き出しました。

お誘い頂いた方はハノイのみ案内して頂けるとの事でしたので、今度はホーチミン
のソフト会社を使ったことがある知り合いに「今度ベトナムに行くので何社か紹介
して!」とお願いしました。

北のハノイは首都で政治の中心なのですが、経済はやはり南のホーチミン(旧サイ
ゴン)と誰もが口を揃えて言うので、やっぱり両方見てみたい!と思っていたのです。

さて結局、ホーチミンの会社を教えてもらうつもりで声をかけた知人も一緒に
行くことになり、さらにもう一人加えて3名で行くことになりました。

日程は今考えてもかなりの強行軍でした。


月曜日の午後に会社から空港へ。 18時の成田発ハノイ行きで出発し、現地の
ホテルに着いたのが同日の23時過ぎ。 とりあえずホテルの近くの屋台でぬるい
ビールとフォーにチャレンジして就寝。

火曜日は朝からソフトウェア開発の会社を1社→専門学校→併設の会社→大学を
見学→また1社とまわりました。 夜はベトナム料理のレストラン。

水曜日の11時の便でホーチミンに飛び、午後から2社見学。 夜はベトナム起業
コンサルタントの方、商社の現地駐在員の方と会食。

木曜日は午前に2社、午後に2社まわり、23:40ホーチミン発の飛行機で
成田へ翌朝7:30着。 会社へ直行・・・。


一緒にまわった方からは「こんなに短期間で仕事のスケジュールばかり詰め込んだ
視察旅行は初めてだ」と苦笑いされました。

自分としては、短い滞在で気候も暑かったですが、また違った意味でのベトナムの
熱さを肌で感じることが出来ました。


つづく

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