プロダクトプレイスメント

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プロダクトプレイスメントとは、テレビ番組や映画、ゲームの中で企業の商品
を登場させる宣伝広告の方法のことで、従来のテレビCM広告に変わる、
新しいマーケティングの方法として注目されています。

業界関係者からはTVスポットよりTVパブリシティに企業側の注目があり
タイアップによる宣伝広告を実施するケースが増えているという。

これらの手法は1970年代から企業プロモーションでは活用されていますが、
ここにきて、インターネット上でも積極的に導入されるようになってきています。

mixi×ドラマではこれに更にユーザー参加という要素を盛り込み
ユーザーが主体となってコンテンツに参加できる仕組みと、プロダクトプレースメント
として広告主情報を自然に楽しむスキームを融合させたものを開始しています。

サマンサタバサさんでは人気となった同社の宝飾品シリーズ、アールbyサマンサティアラは、
TBS系ドラマ「輪舞曲-ロンド-」と組み、チェ・ジウ、イ・ジョンヒョンに
劇中で見につけさせ、従来よくある単なる「貸し出し商品」ではなく、
番組作りの段階から放送局と打ちあわせを行い、販売促進策を決めていったそうです。

プロダクトプレイスメントをCMに相当する効果を得られるような仕掛けで劇中に
入れるためには脚本・シナリオ段階から商品や企業イメージを意識した作り方が必要と
なってくる。

ストーリーが展開する中で計画的に商品露出を意識した演出をしなければならない。

そこには緻密な広告効果の理論に基づいた計算をし、自然で効率の良い商品露出
をもっていかに視聴者を商品の購買にまで至るよう誘導するか、そして結果的に商品イメージ
やブランド力を高めることが出来るか、そこがプロダクトプレイスメントの発展の鍵となる。

ブランド認知を高める手段として、欧米では企業自らがチャンネルを持つケースも見受けられる。

最近のコンテンツでは企業スポンサーの影響を強く受けており、ストーリーがそれによって
変更されるケースもあるという。

雑誌ではタイアップ編集が当たり前であり、何が広告で何が情報なのか。

議論が分かれるところではありますが、

そのストーリーに合うシーンで使いたい道具なのか、スポンサードされた道具なのかは
生活者側では判断がつきません。

但し、ストーリーの中で『これは広告です』とテロップが出ると、せっかくのコンテンツ
が台無しになってしまいます。

結論としては生活者が違和感なく、そのイメージを受け入れるかどうかが鍵を握るのでは
ないでしょうか。

効果があることによって、不自然な露出を高めても、成果には結びつかないでしょう。

今後の動向に注目したいマーケティング手法です。

次回はブログやSNSの普及により、注目されている『ソーシャルメディア』について
お話します。これらを最適化してコミュニケーションしていきましょうという話題です。

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